こんにちは。
新緑が眩しい季節になりましたが、いかがお過ごしですか?
ここのところ、各地で緊急事態宣言やまん延防止の宣言が出され、元のような生活にもどれるのはまだ先のようですね。
さて、あなたやあなたの近くに次のような症状でお悩みの方がいたら、『低血糖』が原因かもしれません。
こんな人 、あなたの近くに いませんか?
➀いつもイライラしている、興奮して、キレやすい
②なかなか寝付けない、または夜中に目が覚め朝までウトウト。。。
③朝、起きるのがツライ。疲れが取れない。
頭痛や慢性的な肩こりがあったり、不安を感じやすかったり・・・・
このような症状があったら、低血糖が原因かもしれませんよ。
『いやいや私、糖尿病じゃないし低血糖なんて起こしてないわよ』と思ったあなた、
『チョーっと待った!』
こんな経験はありませんか?
わたしも会社に勤めていた頃、ランチ後は地獄でした(^-^; あまりの眠気にトイレに逃げ込んだり、無駄にオフィス内を歩き回って眠気と戦ったり・・・
午前中は『ぼーっ』として、一日に何度もコーヒーを飲んで夕方になるとデスクの引き出しからお菓子をつまんでみたり、仕事終わりに飲みに行ったり(笑)
ちなみに、この時期の健康診断はオールAで『異常なし』でしたが、食後の眠気やだるさはとても感じていました。
じつはこれ、低血糖症状だったんです!
血糖について
まず、血糖について説明していきましょう。
血糖は血液中のブドウ糖のことを言い、血糖値は血液中のブドウ糖の量のことです。血糖は体のエネルギー源として利用されます。
通常、食後30~60分後に最高値になりその後、空腹時の血糖値に戻ります。
食事で摂取した糖質(ごはん、パスタ、穀類、根菜類,砂糖など)は腸管で消化吸収され門脈を経由し肝臓へ行き、グリコーゲンとして貯蔵します。
食事を摂ると血糖値が上がり、上がった血糖値をインスリンが分泌されて血糖値を下げます。このようにカラダが反応し、血糖値を安定させます。
食事で摂取したブドウ糖からの血糖維持は2~3時間と言われています。その後はグリコーゲンを少しずつ分解し血糖値を維持させ、グリコーゲンを使った後、食事で補給しない場合は、糖新生により血糖値を安定させます。
低血糖はどうして起こる?
ところが、食事の内容が悪いと血糖値の乱高下が起こります。特に、甘いもの、精製された小麦や単純炭水化物、砂糖がたっぷりのお菓子やケーキなどを摂取すると血糖値は急上昇します。からだは、膵臓からインスリンを分泌し、急上昇した血糖値を下げようとします。常にこのような食事が続くと、血糖値の乱高下(急激に上がり、急激に下がる)が起こます。インスリンで急激に下がってしまった血糖値を、カラダはコルチゾールとノルアドレナリン、アドレナリンを分泌させ一時的に安定させようとします。
清涼飲料水や甘いスィーツなどを常に欲するようになり、さらに血糖値は不安定になります。炭水化物や甘いもの(パスタ、ピザ、スィーツ、お菓子など)を常に摂っている人はビタミンB群が枯渇していきます。なぜなら、ビタミンB群は糖代謝に必要な栄養素だからです。
長期間、この状態を繰り返すと常にアドレナリンを過剰に分泌し、交感神経を刺激することになります。体の中では血圧はあがり、筋肉は緊張し、脳は興奮する。そのため、、イライラしたり急に激しく怒ったり、不眠になったり・・・うつ症状とよく似ているので、低血糖で不調の人は『うつ』と診断される場合もあるそうです。
このような症状がひどくなるとメンタルの不調へと進むことになります。そうならないために、今からでもできることを考えてみませんか?
食生活を見直しみましょう!
まずは、食事の見直しから始めてみましょう。
●3食キチンと食事を摂る
●加工品、コンビニ弁当はなるべく減らす
●カフェイン飲料、清涼飲料水、缶コーヒーを控える
●パスタ、パン、お菓子などを控える
●夕方に補給食を少し摂る(コンビニで手に入るアーモンドや甘栗)
●お酒は控える
『お酒、控えるの〜⁈』ってお酒好きにはキツいですよね。
お酒飲みすぎた後って締めにラーメン食べたくなりません?
お酒の飲みすぎで血糖値が下がったうえに、脱水症状が起き、炭水化物と塩っぽいものを体が欲しているんですって。
美味しいお酒は、ほどほどに。がいちばんですね!
低血糖かな?と思ったあなた、
まず、食生活を見直すことから始めてみましょう!
では、また