アロマテラピー(芳香療法)

Aromatherapy

アロマテラピーとは…

アロマテラピーは植物から抽出した香り成分(精油/エッセンシャルオイル)を使って、ホリスティックな観点から心身のトラブルを穏やかに癒し、健康維持に役立てる自然療法です。

アロマテラピーの目的

アロマテラピーは、植物から抽出した香り成分である「精油(エッセンシャルオイル)」を使って、美と健康に役立てていく自然療法です。

(公益社団法人)日本アロマ環境協会ではアロマテラピーの目的を以下のように定義しています。

  • 心と身体のリラックスやリフレッシュを促す
  • 心と身体の健康を保ち、豊かな毎日を過ごす
  • 心と身体のバランスを整え、本来の美しさを引き出す

精油の主な作用

精油には次のような作用が期待されています。

鎮静作用鎮痛作用鎮痙作用
去痰作用抗カタル作用健胃作用
ホルモン調整作用強壮作用免疫賦活作用
利尿作用通経作用収れん作用
保湿作用瘢痕形成作用殺菌作用
抗菌作用抗ウィルス作用虫よけ作用
うっ滞除去作用駆風作用抗不安作用
抗抑うつ作用コーチゾン様作用筋肉弛緩作用
抗痙攣作用抗アレルギー作用脂肪溶解作用
自律神経調整作用癒傷作用肝臓強壮作用

精油が伝わるルート

  1. 嗅覚から脳へ伝わるルート
  2. 呼吸器から肺、全身へ伝わるルート
  3. 皮膚から血液循環により全身に伝わるルート

このような経路により、全身の体内をめぐり腎臓、肝臓に運ばれ代謝されます。最終的に尿や汗、便、息から身体の外へ排出されていきます。

アロマテラピーの有効性

精油の組み合わせ、ブレンドすることで、さまざまな場面で利用することが可能です。

●スポーツ

アスリートのリカバリーを早め、日々のボディメンテナンスに有効。

例)サイプレス、レモングラス、ブラックペッパー、バジルなど

●メディカル

例)女性の不調には…

 

 

クラリセージ、イランイラン、ゼラニウム、ジャスミン、ネロリなど

●リラクゼーション

例)ストレスや慢性的な疲労感には…

例)ラベンダー、ローズウッド、マンダリン、ペパーミントなど