Aromatherapy|アロマテラピー
アロマテラピーは植物から抽出した香り成分(精油/エッセンシャルオイル)を使って、ホリスティックな観点から心身のトラブルを穏やかに癒し、健康維持に役立てる自然療法です。治療の代替ではなく、補完療法(Complementary Therapy)です。
・からだを「部分」ではなく全体として調整する視点
・医療・栄養・運動・心理ケアと併用することで効果を発揮
香りという感覚刺激を通して、嗅覚・皮膚・呼吸を介し、神経系・内分泌系・免疫系へ作用します。

アロマテラピーの目的
アロマテラピーの目的を以下のように定義しています。(日本アロマ環境協会)
- 心と身体のリラックスやリフレッシュを促す
- 心と身体の健康を保ち、豊かな毎日を過ごす
- 心と身体のバランスを整え、本来の美しさを引き出す
精油の主な作用
精油(エッセンシャルオイル)とは何か
精油は、植物が自らを守り、環境と適応するために生み出す
揮発性の芳香成分の集合体です。
主な特徴
- 非常に高濃度(1滴=植物数十〜数百g相当)
- 脂溶性・揮発性
- 人工香料とは異なり、植物固有の化学成分を含む
精油は「香り」だけでなく、化学的特性によって次のような作用が期待されています。
| 鎮静作用 | 鎮痛作用 | 鎮痙作用 |
| 去痰作用 | 抗カタル作用 | 健胃作用 |
| ホルモン調整作用 | 強壮作用 | 免疫賦活作用 |
| 利尿作用 | 通経作用 | 収れん作用 |
| 保湿作用 | 瘢痕形成作用 | 殺菌作用 |
| 抗菌作用 | 抗ウィルス作用 | 虫よけ作用 |
| うっ滞除去作用 | 駆風作用 | 抗不安作用 |
| 抗抑うつ作用 | コーチゾン様作用 | 筋肉弛緩作用 |
| 抗痙攣作用 | 抗アレルギー作用 | 脂肪溶解作用 |
| 自律神経調整作用 | 癒傷作用 | 肝臓強壮作用 |
香りがからだに作用する仕組み
① 嗅覚ルート(神経系への作用)
香り分子は嗅上皮で受容され、
大脳辺縁系(感情・記憶・自律神経)へ直接伝達されます。
→ 即時的な影響
- リラックス/覚醒
- ストレス反応の調整
- 感情・記憶の喚起
② 経皮吸収(生理機能への作用)
皮膚から吸収された精油成分は血流に入り、局所作用+全身作用をもたらします。
・筋緊張の緩和
・血流促進
・炎症反応の調整 など
③ 呼吸器ルート
吸入により気道・肺から吸収され、自律神経・免疫系に影響します。
五感の中で嗅覚は、脳にダイレクトに情報を伝えます。嗅覚を通じ、感情や本能を司る大脳辺縁系や自律神経系を司る視床下部に香リの分子が運ばれると、ホルモンの分泌を促したり、自律神経、免疫機能のバランスを整えます。

このような経路により、全身の体内をめぐり腎臓、肝臓に運ばれ代謝されます。最終的に尿や汗、便、息から身体の外へ排出されていきます。
香りで、からだの「反応」を呼び戻す
アロマテラピーは、気分を和らげるためのものではありません。
An*effect 八ヶ岳では、香りを からだに働きかける“情報” として用います。
精油の揮発性成分は、嗅覚・皮膚・呼吸を通じて脳や神経系に届き、自律神経、ホルモン、循環、回復反応に影響を与えます。
香りは、からだが「元に戻ろう」とする反応を引き出すためのきっかけ。
外から変えるのではなく、内側にある調整力を思い出させるための手段です。

An*effectのアロマテラピーの特徴
―香りから、からだを読み解く―
An*effectのアロマテラピーは、 「リラックスのための香り」では終わりません。分子栄養学・リメディアルセラピーと統合された、機能性アロマテラピーです。
植物がもつ芳香成分を、 神経・内分泌・代謝という“からだのしくみ”と結び直し、 今のあなたの状態を読み取り、整えるためのセラピーとして用います。
① 香りを「感覚」ではなく「反応」として見る
An*effectでは、 「好き・嫌い」だけで香りを選びません。
- なぜその香りが心地よいのか
- なぜ違和感を覚えるのか
そこに、 今のからだの負荷や適応状態が現れると考えます。
② 分子栄養学・リメディアルセラピーとの統合
- 消化・吸収
- 副腎・ストレス反応
- ミトコンドリア・エネルギー
- 腸・肝臓・脳
これらの状態を踏まえ、 香りを“今、使う意味のある刺激”として配置します。
③ セッションごとに香りを組み立てる
精油は既製ブレンドではなく、 その日の状態・目的に合わせてセレクト。
- ととのえる
- 回復を促す
- 感覚をひらく
- 深く休ませる
目的に応じて、 香りの役割を明確にします。
使用する精油について
An*effectでは、 植物学的・化学的に明確な精油のみを使用します。
- 学名・産地・抽出部位が明確
- 合成香料・希釈精油は不使用
- 施術用として安全性を確認
香りの強さよりも、 からだがどう反応するかを重視します。
お悩み別アロマテラピー
🏃スポーツ・身体を動かす方へ
・トレーニング後の回復が遅い
・筋肉の張りや疲労が抜けにくい
・集中力やパフォーマンスが安定しない などのお悩みには・・・
アスリートのRecoveryを早め、日々のボディメンテナンスに有効です。
香りは、筋・神経・エネルギー代謝に関わる反応をサポートし、「鍛える」と「回復する」の切り替えを助けます。

🌺女性のからだの揺らぎに
PMS・生理周期の不調
更年期の違和感
冷え・むくみ・眠りの浅さ
理由のわからない不調や不安感 などのお悩みには・・・
アロマは、自律神経とホルモンの橋渡し役。
抑えるのではなく、からだのリズムを取り戻すための穏やかなケアです。

💼ビジネスパーソン・ストレスケア
常に緊張が抜けない
頭が休まらない
疲れているのに眠れない
判断力・集中力の低下 などのお悩みには・・・
香りは、思考を止めるためではなく、「戦闘モード」から「回復モード」へ切り替えるスイッチ。
短時間でも、からだの状態をリセットする助けになります。

同じ不調に見えても、負荷がかかっている場所や段階は人それぞれ異なります。
香りもまた、一律ではなく個別化される必要があります。
香りは「治す」ものではありません
―回復が起こる環境を整える―
An*effectのアロマテラピーは、症状を消すための対処ではありません。
香りによって、
- 緊張がゆるみ
- 感覚が戻り
- 本来の反応が起こりやすくなる
その回復の土台を整えていきます。
触れること、香ること、感じること。
それらを通して、からだが自分自身を立て直すプロセスを支えます。

Session / Retreat / Academyへ
アロマテラピーは、 An*effectのすべてのプログラムに共通する“基盤”です。
- Session|今のからだを読み、整える
- Retreat|時間と環境で香りの作用を深める
- Academy|香りを「使う側」から「読む側」へ
香りは、 あなたのからだを知るための入り口になります。
